チチカカの歴史
2017.02.09 thu

長年愛される商品が出来るまで

今から40年以上前、【チチカカ】創業への道はアフガンコートの輸入・販売から始まりました。そして、1978年4月。吉祥寺に原点となるお店がオープンし、当時は中南米の衣料品や民芸品の輸入と販売を中心に行っていました。

▲チチカカ第一号店の渋谷店(2013年8月末に閉店)

現在も、中南米から直輸入し、販売している商品は数多くありますが、より多くのお客様にチチカカの商品をお届けしたいという思いから、日本人の体型に合った衣料品や、日頃使いやすい雑貨の取扱いを増やしていこうと、オリジナル商品の開発・生産がスタートしました。

例えば、グアテマラから直輸入したポーチは、生地はとても可愛いのに、シンプルな作りでものが少ししか入りませんでした。そこで、ポーチの底にマチを付けて、ものがたくさん入る様に使いやすく改良しました。また、ペルーでの商品買い付けの際に見つけた、編み子さんお手製の可愛いらしい毛糸のお人形。日本でこのお人形を売るには、どのようなデザインが良いのか様々なアイディアが飛び交う中、同行したスタッフの「指人形にしてみたらどう?」という一言から、可愛い指人形が誕生しました。 指人形は小さな子さんがいるお母さんの間で大人気に。

ハンコケースや、ペンカバーとして使うスタッフもいるほど、思いがけない隠れたヒット商品となりました。

▲実際にマチ付きに改良したポーチ・指人形

デニム生地にメキシコ伝統の刺繍を施すという大きなチャレンジもありました。それはチチカカにとって初めての試みでした。デニムは生地そのものが厚いため、刺繍をひと針ひと針施すのに時間がかかります。そのため、販売に必要な枚数を生産することが難しかったのです。そこで、メキシコの生産者と話し合いを何度も重ね、仕上がった商品の確認と修正を繰り返し行いました。 そうした期間を経て、2014年に念願の刺繍入りのデニムシャツやデニムパンツが完成し、販売が実現しました。このように、小さな工夫から大きな試みまで生産者と共に行いながら、チチカカの商品は作られているのです。

▲プエブラデニムシリーズ

「オリジナル商品」といっても、生地の柄に中南米ならではの動物たちや、先住民をモデルにしたモチーフが使われていたり、色鮮やかで独特な幾何学模様、民族の歴史や伝統を感じさせるデザインは、昔も今も変わらず、チチカカの商品に根付いています。

実際に一部の商品で使用されている民芸品の布や刺繍は、メキシコ、ペルー、ボリビア、インドなど、チチカカ創業初期からお付き合いのある生産者に、継続して生産していただいています。

▲生産者の方々

商品の一つ一つに、長年の歴史や意味が込められています。メキシコの街並みのような店内で、ぜひ、商品をじっくり眺めてみてください。商品に込められた世界の文化に想いを馳せてみるのも、おもしろいかもしれません。

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text:tashiro

長年愛される商品が出来るまで

2017.02.09

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